Pioneer S-180D (リボン搭載スピーカ、残念なことにウーファーダメ)

ヤフオク！で落札されました。つきましては「売却済」となります。

再入荷はわかりません。古物品は時の縁なのでいつ同様の物が当方の手元に巡ってくるかは誰にもわかりません。時々「あの商品の再入荷はあるか？」と問い合わせがありますが、古物品で同等の物が巡ってくることはほとんど無いとお考えください。また似通った商品がいつ入荷するかもわかりません。古物品とはそのようなものです。ご理解くださいませ。

Pioneerの名機といわれるスピーカです。現状にて音は出ますが、ウーファーがまったくダメです。概観程度は割りといいのに本当にもったいないスピーカです。蘇生するノウハウをお持ちの方が検討してください。

大きさはメジャーを使っての概算計測にて、幅38x奥35.5x高67cmです。重さは１本が25.5Kgです。(素人計測なので5mm程度の誤差はお許しください)
背面に、「MAX.MUSIC POWER 200W」、「RATED POWER 60W」、「IMPEDANCE 6.3オーム」と記載あり。
メーカが技術を惜しげもなく投入していた時代のスピーカは、当方がいろいろとウンチクを語るよりインターネットで詳細を記されている方がおられます。詳しい特性を知りたい方はそちらのサイトをご覧になってください。
往年の名機を詳しく紹介している「オーディオ回顧録」さんの情報ページは次のところで下の方に紹介されてます
http://www.audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/speaker/s-180d.html
情報が充実している「オーディオの足跡」さんの情報ページは次のところ
http://page.freett.com/knisi/s-180a.htm

概観は天井に薄いスリキズ、角部分ところどころに打ちキズあります。年式を考えると程度の良い部類だと思いますが、こういった概観にこだわる方は避けてください。
サランネットは角部分にホツレが発生しています。
当方の目視確認ではウーファのエッジが無く、またウーファーのコーンにクラックが入っています。
リボンとミッドのユニットの金属部分に年式相応に白く曇ったようなアルミサビみたいなものがあります。ミッド、リボン共にヘコミはありません。ミッドのエッジも破れていないようです。
音出し確認したところ、各ユニットから音が出ています。しかしウーファーはコーンクラックがあるので現状ではウーファーの音が聴くに耐えない音になっています。ウーファー修理必須です。
アッテネータを操作するとガリが発生します。アッテネータのメンテが必要です。
当方では硬く絞った雑巾で軽く拭き掃除だけしておきました。洗剤を使えば天井の薄いスリキズのようなものはおちそうな気がしますが、古いオーディオ機器が洗剤と反応して塗装をおかしくしてはいけないかと思い洗剤を使っての拭き掃除はしておりません。
購入者にて丁寧に磨いてあげてください。ウッド用ワックス等で磨き上げるとすごく綺麗なスピーカに化けると思います。(掃除や磨きは購入者の自己責任にて行ってください)

当方仕事場まで来られる方は、当方の仕事場で現物確認しての引渡し大歓迎です。もちろんコーヒーぐらいお出しします。当方は貧乏オーディオを楽しんでますので高嶺の花ではないオーディオの座談でもしてください。
発送希望の方は、エアキャップでくるんだ上からダンボールで簀巻き箱状の形状にしてヤマト運輸のヤマト便での発送になります。
ヤマト運輸ヤマト便は送料着払発送のみで、発送サイズは２本合計の容積換算で100kgのサイズになると思います。正確な送料はヤマト運輸窓口にもちこまないとわからないので送料が1ランク前後する可能性もあります。ご理解ください。

こういったスピーカを蘇生するノウハウをお持ちの方、または部品取りとして価値観を見出せる方。そういった方が検討してください。