• 商品番号:10101801
  • ONKYO Integra A-722nⅡ/160

  • \6750-
  • ヤフオク! 落札されました(売却済)

ヤフオク!で落札されました。つきましては「売却済」となります。

再入荷はわかりません。古物品は時の縁なのでいつ同様の物が当方の手元に巡ってくるかは誰にもわかりません。時々「あの商品の再入荷はあるか?」と問い合わせがありますが、古物品で同等の物が巡ってくることはほとんど無いとお考えください。また似通った商品がいつ入荷するかもわかりません。古物品とはそのようなものです。ご理解くださいませ。

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詳細説明

  • 付属品:全無し

中古品です。音は出ておりますが、とても古いものなので現状にてお渡し、ノークレーム、ノーリターンの実質ジャンク扱いを了承できる方のみお願いします。
1974年頃のオンキョーのフラッグシップ機だったと記憶しております。もし当方の記憶違いでしたらお寝るしください。
ヤマハCA-1000Ⅱなどと肩を並べる機種なのですが、最近のオーディオマニアにはなぜか銀色フェイスのオンキョーは不人気なのです。まじめなアンプと思うのに評判がいまひとつという代物です。(オーディオマニアは外観黒フェイスにこだわる方が多いので…)
尚、当時は¥128000-した代物です。1974年の時代にですよ。物価スライドを考慮したら当時はすごく高級だったであろうアンプだと思います。
このアンプについて詳しく紹介されている他所様のページがありましたので、機能等のウンチクを知りたい方はそちらをご覧になってください。
情報が充実している「オーディオの足跡」さんの情報ページは次のところ
http://www.audio-heritage.jp/ONKYO/amp/integraa-722nii_160.html

・概観程度について
概観程度はサイドウッドのコーナーところどころに打ちキズがあります。ボティーには特に酷いキズはありません。この手のアンプにしては上出来の外観と判断します。
強いて言うならフロントパネル上角などに小さいミリ単位での小さい打ちキズがある程度です。その他、中古品なのでよく見ると小キズがところどころにあるかと思います。
内部のよごれ確認のためにボンネットを開けました。意外にも中身は綺麗でした。特に酷い堆積ホコリはありませんが、中の底の方に経年なりのうっすらとしたホコリがあります。当方では内部掃除はしませんので現状のままボンネットを閉じました。
ボンネットを外したところの写真を用意しましたので内部汚れについてはそれを確認してください。尚、大きいコンデンサや電源が搭載されています。
ボンネットを開けてフロントパネルの止めネジが1か所ネジ抜けしているのを確認しました。つまり過去に分解メンテをしている個体だろうと推測されます。(ネジ抜け部分を撮影しましたので写真をご確認ください)

・当方が入手した経緯
当店で古物として引き取った品物です。
前ユーザーの申告では次のものでした。
オーディオが好きな父親が使っていたもので、父親が他界してからビニールにくるんで納屋に保管していたもの。
整理していて見つけたので、有名リサイクルショップ買い取りに持ち込んだら、店頭でなにやら分解掃除(どうもエアで内部ホコリを飛ばされたようです)されて音だし確認したら音が出なかったとのこと。
故障品は処分料を支払って引き取りになるといわれたのでそのまま持ち帰り。
当方のところへ、音のならない古いオーディオでも引き取れるかと相談があり、当方が引き取ったという代物です。

・当方で動作確認した内容
前ユーザーから音が鳴らないとのことでしたので、最初になにも接続していない状態で、スピーカ端子間にテスターをつないでDC電圧を測ってみました。(極端なDC漏れがあったら大変ですからねー)
電源投入1分後の計測にて、Lch -21mV前後で安定、Rch -30〜-40mVをウロウロとしています。
スピーカ端子A/B/Cにそれぞれコンポのしょぼいスピーカを繋ぎ、背面の「AUX1」の端子にCDデッキを繋ぎました。
それ以外の接続端子に繋いでのテストはしておりません。
最初電源投入直後に右スピーカから極小のジュルジュルというノイズがありましたが15秒ほどで収まりました。長いこと電源を入れられていなくてコンデンサ関係の容量抜けがあったのかなーと素人ながらに思った次第ですが確証はありません。
このノイズについては、以降は当方でテストする限りにおいては再現しませんでした。
CDを再生したが確かに音がでません。しかしボリュームを大きくあげると「ムーン」というあの無音の時の音がスピーカから聞こえます。
ということは、よくあるPreOut関係のジャンパーし忘れでは?と背面の切り替えスイッチを確認。
一度外部に経由するように設定されていました。この切り替えスイッチを変更したら、一発で音だしできました。
バランスつまみにすごく小さい「カサカサ」という微妙なガリがあります。このガリですがバランスつまみを操作している時にだけ発生しました。
その他のつまみは特にガリは感じませんでした。
ちなみにボリュームリグはカチカチとクリック感のあるタイプです。
スピーカA/B/Cの切り替えボタン動作OK。
ヘッドホン端子の音だしもOKです。
以降、なんだかんだとスピーカを繋ぎかえて結局当方の趣味で音を聞きこんでしまいました。

・音出しした感想
そうそう。オーディオパーツの動作確認をすると、「どんなオーディオ環境で確認したのか?当方の環境で使えるかの判断材料にしたい」という質問がたいてい数件あるのです。
ついては質問される前に、どういった環境で動作確認したかについても記していきます。
個人により音については感覚が異なるかと思います。音質については当方の私感という断りをいれた上で次のように感じました。
まずは壊れてもいいミニコンポのスピーカを繋いでみました。コンポの小さいスピーカで音割れしている。はいはいこのスピーカじゃしんどいですねー。とスピーカを交換。
今度は、ちょっとまじめなオーディオテスト用にキープしている Technics SB-3Aを繋ぎました。このスピーカは音の輪郭の判断ができるので気に入っています。
さてこのスピーカでの音ですが….音の輪郭がくっきりでています。古いアンプなのでどうせやわらかいフニャフニャな音なのではと期待していなかったのですが、「ガツンってマシな音がするぞー」って感じで….
音の立ち上がりというのかな?音の出だしのキックがしっかりしています。ヤンチャでメリハリのきつい音といったらいいでしょうか。でかいコンデンサ積んでいるからでしょうかねー。
それも高音域がとんがってます。左右のバランスもしっかりしているのか音像がセンターにピッタリと来てます。さすが当時のフラッグシップというだけのことがあるのかもしれません。
でもでも、SB-3Aではどうも低音がしんどいようです。そんなにゆったりした出口のスピーカーがいるのだろうかと思いつつ、まぁー当時のフラッグシップならもっと大きいしっかりスピーカに繋いでみなあかんのかと….
つまりTechnics SB-3 の容積ではしんどいのでは?と判断し「めんどくせーなー」と思いつつも当方のメインのオーディオに繋ぎなおしました。(実はいろんなアンプの音を聞くのが半分楽しみだったりもします)
この状態で次の接続構成です。(CDデッキは2台用いました)
・SACDデッキ SONY SCD-XB9
・CDデッキ YAMAHA CDX-2200
・CDとアンプ間は、ちょっと長い4mあるOFC素材のPINケーブル
・アンプは今回テストの個体 ONKYO Integra A-722nⅡ/160
・アンプからスピーカへのケーブルは、PC-OCC素材のケーブル 3m
・スピーカ DENON SC-5000 + リボンツィーター(Technics製を小型自作エンクロに設置)
たいした環境ではありませんが、この構成にて音出し確認いたしました。参考になりましたらと思います。
この組み合わせですっきりした綺麗な音になりました。
意外や意外です。高音域がしっかりしています。繊細というのかなー線が細いながらもツィーンって感じで高音が伸びているのです。
高音が綺麗だからなのか、全体の音が華やかに感じます。たとえがおかしいかもしれませんがいろんな原色絵の具がプァーって一面に広がっていくような煌びやかで華やかな感じです。
しかしながらキラキラした光沢は感じません。楽器の音が綺麗なのですが、しかしそこに楽器があるという存在感を感じないのです。
低音域がしっかりしているのですが、ちょっと残念です。極太系の音がバスっと勢いよく出るのですが、どうも音切れが悪いようで余韻を残すのです。
ついては、クラッシックやジャズといった生音系はすごく綺麗に感じるのですが、楽器の存在感が感じられない。
打ち込み系の楽器(電子楽器)については音切れが悪いと音が混ざり合うのでなんともかんとも、特に最近の電子楽器系で低音が締まっていないといけないものについてはベース音がウァンウァンってウェーブかかったように感じました。
ボーカルの音は綺麗です。女性ボーカルが楽器のちょい前に存在という感じで全体的に綺麗な立体感を感じました。鮮やかな音なのにボーカルの吐息はしっとりです。誇張しないボーカルです。
当方にて昼1時から夜9時ごろまで鳴らしました(途中線の繋ぎ換えなどで電源切っている時間はあります)。私の耳では音は問題なくでていると思います。
特に音の歪みも感じませんでした。(厳密に音の歪みがないかはわかりません。私の耳がそこまでいいとは思ってません。)
夜になって回りが静かになったからなのかそれともちょっとでもエージングが進んだのか、はたまた私の耳が慣れてきたのか、日が沈んだころになると低音が大分ましになってきました。
長いことつかわれていなかったであろうアンプでいきなり繋いでここまで音が出たのだから、もしかしたら1週間ほどエージングしたら低音域等は安定するのでしょうか?ちょっと期待しますが…..
古いオーディオで、もしかしたら等はオカルト的な話になるのでなんとも言えません。音が改善されるかについてはわかりませんので当方で音が出たことのみで判断してください。

古いアンプです。ここにいたるまでに何人の手を渡っているかわかりません。また古いアンプでいきなりのテストでしっかり音がでましたので、おそらく過去に誰かがオーバーホールやメンテをされていると思います。
そういったこともある程度考慮に入れたうえで、オーディオにちょっと詳しい方が触ってみる、音を聞いてみるという用途で考えてください。どちらかというと古いオーディオは難癖あってそれを克服するのが楽しいという方向けだと思います。
古いオーディオでしっかりした音を聞きたいという方は、当方のものではなくきちんとオーバーホールされている業者のLuxやMacinといったオーディオ趣味の方が良い評価をしているようなアンプをお求めになってください。

当方でテストする限り音は出てますが動作を保証するものではありません。
かつての往年の名機かも知れませんが古いオーディオ機器です。古い機械はいつ故障するかわからないのが実情です。運が悪ければ到着時に音がまったくでない可能性もあります。
当方ではメンテするスキルもありませんので現状にてそのままお渡しになります。つきましては、一切の動作保障なし、譲渡後の質問不可、返品不可の「再生確認できているがすごく古いので実質ジャンク扱い」を了承できる方のみ検討してください。

・商品を当店まで直接引き取りにきた上で、できたら動作確認したうえで持ち帰りたいという方へ
商品引取りに当方の所在地までこられる方は、動作確認されての引渡し可能です。コーヒーぐらいはおだししてもいいですよ。ちょっとしたオーディオの雑談でもしてください。(当方は貧乏オーディオを楽しんでおります)
尚、当方はとても狭い部屋でいろいろと作業していますので、優雅なオーディオルームではありません。「え〜っ。こんな部屋のどこへ座れというのよ」という環境です。動作確認希望の方は動作確認作業スペース等を一緒に作ってもらいます。
当店の仕事を優先に作業しますので、動作確認希望の方は当方の時間都合を優先いたします。尚、おつきあいできるのは30分程度です。動作確認付引取を希望の方はご理解の上で検討してください。

商品写真について

できるだけ現物をありのままにデジカメで撮影するように努力しております。
しかしながら、デジカメの撮影状態、およびご覧になられているモニターの色調などによってどうしても色合いがかわってきます。デジカメとパソコン画面の性質上これは仕方ありません。
写真と実物で色合いイメージが異なる可能性があります。そういった点も了承の上で検討してください。
(思っていた色と異なるといった返品対応は一切いたしません)

売却済み商品です

おかげさまで売却済みとなりました。
参考までに当店で出品していた時の写真と商品内容文面のみ閲覧できるようにこのページを残しております。
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