屠蘇器の盃と銚子

ヤフオク！で落札されました。つきましては「売却済」となります。

再入荷はわかりません。古物品は時の縁なのでいつ同様の物が当方の手元に巡ってくるかは誰にもわかりません。時々「あの商品の再入荷はあるか？」と問い合わせがありますが、古物品で同等の物が巡ってくることはほとんど無いとお考えください。また似通った商品がいつ入荷するかもわかりません。古物品とはそのようなものです。ご理解くださいませ。

中古の屠蘇器です。盃と銚子のセットです。
当方は工芸品を真偽鑑定できませんので、どういった塗り物仕上げなのかはわかりません。塗り物系仕上げ独特のなんともいえないしっとりとした光沢があります。
特別すごいものではないはずです。どちらかというと大量生産品の代物だろうと思います。
目立つキズはありませんが、人の手をわたったものなので小キズあります。外観程度に神経質な方は避けてください。
外箱はテープ痕やマジック汚れがあります。

私的には漆器と表現して出品したいのですが、漆器の定義を明確に理解していません。また昨今では樹脂素材にウレタン塗装仕上げしたものも漆器として流通しているご時世です。ついては、どういったものを漆器と表現していいかもわかりません。そのぐらい工芸品に無知なものが出品しているものとお考えください。
器材は、木製、紙製、樹脂製、金属製といったことはわかりません。破壊してみないと素材はなんなのかわかりません。
尚、指ではじいてみる限りでは金属ではないと判断しますが、それとて絶対とはいえません。
塗仕上げも本漆仕上げなのか、ウレタン仕上げなのか、カシュー仕上げなのかは判断できません。しかしながら私の指肌で感じる塗膜はウレタンの質感とは異なると思いますが、それとて無知な出品者の意見なのであてになりません。
ここまでしつこく説明をするのは、「漆器というからには木製なのですよね。」という、漆器は木製という厳格な意見を問いかけられた方がおられたからです。私なりの漆器の考え方はありましたが、必ず木製でないといけないという考えはなかったので出品文面を訂正して出品した次第です。
私の漆器の考えは、器に漆状の塗り物仕上げをしているものでした。ついては器材は、紙、木、練物、鋳物、金属、樹脂となんでもよく、その上に漆状の光沢仕上げを施した代物と考えていたのです。当方が無知だったということになるかと思います。
器材については壊してみないとわからない、かつ、上塗り仕上げについては、私の目の前で職人が塗ってくれたわけではないので、どういう仕上げなのかわからない。このことより漆器という文言を取り下げて、塗り物として文面訂正しております。
尚、塗り物ではなくスプレー仕上げではないか？とかまで追求しないでください。そのような揚げ足を取りだしたら、私が製造している現場を見たわけではないので明断できません。
スプレー仕上げだったとしても、それは塗り物の一工法と広い心でとらえていただければと思います。尚、私の意見では、この艶の感じは、刷毛塗系仕上げ、または、どぶ付けのどちらかに思えますが、しつこいようですが、製造現場を見たわけではないので憶測でしかありません。

漆器の定義にこだわる方、価値のある工芸品にこだわられる方は、そういった真偽鑑定のできるショップが出品されているものをお探しください。
私なりに誠意をもって説明しているつもりですが、当方の出品文面に不快感や、不信感を抱かれる方がおられましたら、お許しください。当方が工芸品に無知なこをご理解いただいた上で、そのような者が出品していることをご承知ください。

塗り物は湿気に弱い商品だろうと思います。当方なりに気をつかって乾燥剤と一緒に保管しております。
発送となった時に雨天だと輸送中に湿気にさらされる可能性があります。もちろん乾燥剤を元箱の中に入れて梱包する次第ですが、それでも絶対とはいえないかと思います。
塗り物はカビが生える可能性もあります。もし不幸にも手元に届いたときにカビが生えていたとしても返品返金は致しません。まずカビが出ることはないかと思いますが、そういったリスクがある商品ということをご承知ください。
ついては、手元に届いたものがどのような状態であったとしても、現状優先、一切の質問不可、返品不可の実質ジャンク品として出品します。それを了承できる方のみ検討してください。